コーヒーを飲むと着色が気になる!落とす方法は?

  • 2023年5月23日
  • 2023年5月25日
  • その他

「歯が黄ばんできたなぁ。」なんて思った経験はございませんか?

朝食時や休憩時間など、コーヒーを飲まれる方は多いと思います。

日常的に摂取しているこのコーヒーこそが黄ばみの原因です。

しかし黄ばみは歯磨きを頑張っても落ちません。

力を入れて磨けば磨くほど歯の表面が傷つき凹凸ができるので、余計に着色が着きやすく知覚過敏になりやすいです。

着色の原因を理解し、正しい着色汚れの落とし方を知ることが重要です。

コーヒーを飲んだら歯が黄ばむ?

歯が白いと清潔感があり笑顔に自信をもてますが、黄ばんでくると歯を見せることに抵抗が出ますよね。

なぜ黄ばんでくるのでしょうか?

黄ばみはステイン(着色汚れ)が原因です。

ステインは食べ物の中に含まれるタンニンやポリフェノール類、タバコのヤニが歯の表面を覆っているタンパク質(ペリクル)と結びついて蓄積していき着色に繋がります。

ポリフェノールを多く含む食品で日本人の食生活の中の約半分の割合を占めているのがコーヒーです。

日常的に摂取していると、着色が濃くついてきてしまい時間が経過するにつれて歯の表面のエナメル質にまで浸透してしまうので落ちにくくなります。

コーヒーだけではない、着色しやすい飲食物

着色がつきやすいものはコーヒーだけではなくコーヒー以外の食品や他の原因もあります。

色の濃い食品

コーヒー以外にも赤ワイン紅茶・緑茶・カレー・チョコレートなど色の濃い食品があげられます。

紅茶や緑茶はコップに茶渋がついてしまいますが、それと同じように歯に着色してしまいます。

タバコ

タバコのヤニはタールと言う物質で、歯の表面よりも裏側の全体的に着きやすく、着色していることがわかりにくいです。

しかしタールは黒褐色の油状液体なので黒っぽく頑固な着色汚れです。

歯だけでなく、歯茎もニコチンや一酸化炭素の有害物質によって黒ずんでくるので清潔感や健康的な印象ではなくなってしまいます。

ヤニは歯と歯の間や隅々にまで着色するので歯医者でも落としにくく時間がかかってしまいます。

裏側の着色は目立ちにくいので気にならない方もいるかもしれませんが、時間とともに濃くなるので定期的に歯医者に取りに行くことをおすすめします。

磨き残し

歯磨きしても磨ききれていない歯垢や歯石が付着してしまうと、段々食品の色素が浸透し、

黄色く変色します。

歯並びが悪いと、歯ブラシが当てにくく磨き残しやすいので歯石だけでなく着色も付着しやすいので注意が必要です。

着色汚れが着く原因は生活習慣にあり日常的に行っている積み重ねです。

着色汚れが気になる方は1度生活習慣を振り返ってみましょう。

自宅だけでは不十分?着色汚れの落とし方

付着した着色はうがいや歯磨きでは落とすことが難しいです。

最近では歯が白くなるという歯磨き粉が多く販売されていますが、研磨剤がはいっていて研磨剤の粒子が大きければ大きいほど歯の表面が傷ついてしまいます。

市販の歯磨き粉では着色全てを除去し、元の色に戻すことは難しく、磨く力が強いと知覚過敏になりやすいので日常的に出来る効果的な予防と落とす方法を紹介していきます。

お家でできる予防

着色の原因となる食品の過剰摂取を控える

まずは着色汚れが着きやすい物には注意し、特にコーヒーやタバコを好む方は1日に何回も口にするので、意識して回数を減らすことが重要です。

食後のセルフケア

食後はこまめにうがいや歯磨きをする習慣をつけましょう。

着色予防だけでなく虫歯予防にも繋がります。

ホワイトニング剤成分配合の歯磨き粉を使用する時は、間違った方法だと歯や歯茎に負担になるので注意が必要です。

  • 粒子が細かい物を選ぶ
  • 量で磨く
  • 力を入れすぎず優しく磨く
  • 長時間磨かない

以上を意識して磨くことがポイントです。

着色を落とす方法

歯医者でクリーニング

歯科医院では専門的な機械で歯に負担をかけずに優しく着色を除去できるので安全です。

自分では見えない歯の裏側や歯と歯の間など、細かいところまでも綺麗にしてくれるので

歯石取りも兼ねて定期的にクリーニングに行くことをおすすめします。

ホワイトニング

ホワイトニングで着色を落とすことはできませんが、歯を白くできます。

元々永久歯は乳歯より黄色味が強いですが、加齢により新陳代謝が下がると「エナメル質(歯の表面)」の下の層の「象牙質」の色が濃くなります。

そのため、加齢に伴い歯が黄ばんで見えてしまうので、歯のトーンをあげる

ホワイトニングが効果的です。

ホワイトニングの効果は永久的ではないので定期的にホワイトニングを行うと、白さをキープできます。

ホワイトニングには種類があり、お家でできる「ホームホワイトニング」歯医者で行う「オフィスホワイトニング」とライフスタイルによって選べるので続けやすいです。

歯が白いと若々しさと清潔感が出てお顔の印象が変わるので、黄ばみが気になる方はホワイトニングがおすすめです。

さいごに

着色汚れは生活習慣が原因で付着しているので、意識して生活することが予防に繋がります。

毎日の歯みがきではある程度の着色汚れは予防できますが、定期的に歯医者でクリーニングを受けることが即効性があり効果的です。

また、虫歯や歯周病を防ぎお口の健康を保つためにも定期検診が重要です。

口元は印象を左右させるパーツであり、最も清潔感が出るパーツです。

思っているよりも人から見られているので日常的に意識して、自信がつく歯にしましょう。